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2017.08.18

失敗しないリフォーム! 押さえておきたいポイント3つ

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失敗しないリフォーム! 押さえておきたいポイント3つ

リフォームはそれなりの費用と時間がかかり、何度も何度もやり直すのは大変です。
できることなら失敗をなくして、一度のリフォームで済ましてしまいたいものですよね。
リフォームを失敗させないためには、押さえておくべきポイントがいくつかあります。

今回は、これからリフォームをする方のために、失敗しないリフォームのポイントを3つご紹介します。

キッチン周りのリフォーム

近年、対面キッチンの人気が高まっています。
備え付けられたキッチンをリフォームして対面キッチンにするという方も増えています。

しかしリフォームで対面キッチンを作る場合、注意しなければならないことがあります。
面積不足がその一例です。
カウンターを利用して料理の移動をするのであればいいのですが、1人で料理して食事をするなど、場合によってはできあがった熱い料理を持ってカウンターの脇を抜けるということもあるでしょう。
この際に、カウンターの角に肘が当たり、料理をひっくり返してヤケドを負う事故が起こりやすくなります。

対面キッチンは壁付けキッチンと比べて広い面積が必要です(壁とリビング側の両方にキッチンスペースを作る必要があるからです)。
つまり壁付けキッチンがあった場所に対面キッチンを作ろうとすると、もともとの面積ではスペース不足ということになります。
壁付けキッチンを対面キッチンにリフォームする場合はもともとのキッチンスペースに無理やり詰め込もうとするのではなく、リビングスペースを少し削る、シンクを少し小さくするなど、余裕のあるスペースを確保するようにしまよう。

階段とドアの位置関係

階段の下り口と上がり口のすぐ脇にドアを作る間取りは危険ですので避けるようにしてください。
階段を上がったすぐ脇にトイレのドアが来てしまうと、ドアが開いた拍子に階段から転落する恐れがありますし、駆け下りた階段の先にリビングのドアがあると、開いたドアに勢いよく衝突してしまうなど、リフォームの失敗にとどまらず、大けがにつながる危険があります。

本来、階段脇にドアは作らないというのは家づくりの基本中の基本。
しかしリフォームで間取りを考えている際は、寝室や子供部屋など主要スペースの設計に気を取られ、ドアが階段脇に来てしまうということがよく起こります。
階段脇にドアが絶対に来ないよう注意してください。

広いリビングが耐震性を下げる

広々とした開放的なリビングが欲しいからと、細かく区切られた部屋を一つの大きな部屋にリフォームしようと考える方も多いと思います。
間仕切り壁を取り払い大きな窓を取り付ければ広々とした開放的なリビングになりますが、そのようなリフォームをする際は注意が必要です。

壁を取り払うことで耐震性を損なわせる恐れがあるからです。
二階建て以上の家屋であれば、壁の直下率(上階の壁の真下に下階の壁が来ている率)が下がることで、耐震構造になっていても地震が起こった際に倒壊してしまう危険性が高まります。
壁を取り払うなどをして部屋を広くする際は、専門家と相談し耐震構造上の問題がないか確認をしながらおこなうようにしてください。

広いリビングが耐震性を下げる

リフォームは理想の住宅を手に入れるためのものです。便利な間取りや構造を作るのは当然ですが、そのために危険な住宅になってしまってはいけません。
まずは実際に暮らしてみることをしっかりと念頭に置き、住宅の安全面を考慮したうえで理想のプランを立てるようにしてください。

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