ダイニングやリビングの一部にキッチンを設置するため、壁などで空間が遮断されていないスタイルです。

家族と同じ空間に居ながらコミュミケーションをとりつつ料理ができるメリットがあります。

ただし、キッチン周りは丸見えになってしまうことと、料理の臭いが壁やカーテンに付着するというマイナス面はあります。

キッチンと別の部屋との間をカウンターなどで仕切って、空間の一部だけを共有するようなスタイルです。

家族とのコミュケーションを重視しつつ、キッチン周りを見せないような構造になっています。

においや煙の流れを最低限に抑えつつ、リビングから丸見えになることが防げるというメリットがあります。

ただし、オープンキッチンよりはキッチンのスペースが必要とされます。

キッチンがひとつの部屋として独立して設計されたスタイルです。

オープンキッチンのようにキッチンの周りが他の部屋から見ることはできないので、お客さんが来てもあわてることはありません。

また、料理によって発生するにおいが他の部屋へ広がることもありません。

ただしクッキング中は、家族とのコミュケーションをとることはできないというマイナス面はあります。

典型的なキッチンで、省スペースでも利用できるシンプルなレイアウトです。

価格もそれほど高くなく人気があります。

ただし、幅が広いと作業効率が良くなくなるというデメリットがあります。

コンロと洗い場がL型の位置にあるため、それほど動かなくても効率的に作業ができるキッチンです。

洗い物をしながらコンロの鍋を見ることができというメリットがあります。

ただし、冷蔵庫や食器棚の配置に気をつける必要があります。

洗い場とコンロが2つに分かれて並列しているため、作業スペースのあるキッチンです。

振り向いただけで異なる作業ができるため作業の効率は良いのですが、それなりの広さが必要となります。

また、コンロと洗い場に間隔があるため、床を汚すことが多いというデメリットがあります。

コンロと洗い場と作業台がＵ型に並んだレイアウトで、移動距離は短いわりに調理スペースは広々と使えます。

ただし通路のための広いスペースが必要です。

キッチンが島のようになっていて、四方が囲われていないレイアウトです。

複数人で会話をしながらクッキングができ、ホームパーティーを楽しんだりするのには最適です。

作業場所が必要となるため、広いスペースがとれる部屋であることが条件となります。

キッチンの位置を変更しないでキッチンだけを取り替えるのであれば、6日ほどで完了します。

キッチンの位置を変更して好みのレイアウトにするのであれば、2～3週間ほどがかかります。

どんな工事をするかにより工事期間は変わってきますので、まずは専門業者に見積もりをしてもらうといいでしょう。

オーダーメイドキッチンは個々のケースで見積もりが必要となるので、システムキッチンの費用相場について紹介します。

まず、システムキッチン自体はグレードにより価格の幅が広く、30～200万円ほどが相場です。

キッチンの位置を変更せずに機材を交換すると、機材の購入費用として20万円以上かかります。

機材を交換してリフォームまでするのであれば、50万円以上かかってきます。

どんな工事をするかにより費用は異なりますので、実際に見積もりをするとはっきりとした費用はわかります。