2017.02.28
屋根工事 金属瓦棒からスタンビー
保土ヶ谷支店の福本です!
今回のご紹介は既存は金属瓦棒です、瓦棒とは
金属板を用いて屋根を葺くときの方法の一つ。屋根の流れの方向に一定間隔で桟を裏板の上に打ち付け、裏板の上に金属板を敷き、桟の上にも金属板をかぶせる。この桟の事を瓦棒という。瓦棒を用いない平葺きに比べて、温度変化による金属板の伸縮を瓦棒の間で吸収できる。また、間隔を金属板の幅以下の寸法にしておくと、金属板の流れ方向の継手がなくなるので、雨仕舞に優れる。
という事です、勾配のゆるい屋根の場合は雨が横走りして雨漏りを発生させてしまう為に縦方向(上から下へ)に施工するのが一般的です。波トタンも同じですね。
既存の屋根の状況です、一見なんでもなくまだまだいけるっ!ってかんじですね。
よく見ると錆が散見できます。この小さな錆が始まりで放置しているとドンドン大きくなり塗装では補修出来ない状態になりかねません。
他にもこのように棟板金を止めている釘や、瓦棒を止めている釘が抜けていました。この状態で台風や突風が吹くと飛散する危険性があります、近隣宅へご迷惑をかけてしまうことになりかねません。
そこで今回は、この屋根材を剥がして新しい屋根材に葺き替えました。
棟板金を外し、合羽を外していくと
心材の先が腐食していてまるで炭のようになっていました。さらに
屋根の角の下地が大変なことになっていました。
下地を補修して防水のアスファルトルーフィングを施工していきます。
その上に新規の屋根材スタンビーを葺いていきます。