六曜 友引
こんにちは!
街のリフォームメーカーです!!
前回に続き今回は『友引』について解説していきたいと思います。
最初は同じ読み方の「共引き(ともびき)」と
表されていたと言われています。
時代変遷の中で、陰陽道にあった「友引日」と混同されて
現在の漢字が当てはめられるようになったそうです。
「友引日」というのは、陰陽道で「災いが友人に及ぶとされる日や方角」
を表すものであり、少し異なる意味であったそうです。
「共引き」と表記していた時には、「共に引き合う」
「互いに勝ち負けなく、引き分ける」などの意味合いが大きかったようで
勝負事の決着がつかず面白くないので、賭け事や勝敗を決める際に
避けられるタイミングでもあったのだそう。
しかし「友引」という漢字に変わってから文字の印象も伴って
「友を引きこむ」などと解釈されるようになっていきました。
「良いことも悪いことも引き合う」「友を引き寄せる日」など
慶事にふさわしい日柄であると広く認識されるようになりました。
「友引」は時間帯で吉凶が変わるの?
「友引」は朝夕は吉ですが、昼間の11時~13時は凶。
その理由について正確な記述がありませんが
凶にあたる2時間は「午の刻」であり、時間の吉凶を表した
伝来時の名残と言われています。
「友引」の日におすすめの行事とは?
友引に行うことを勧められるイベントのはどんなものが
あるのか、まとめてみました!
結婚式
「大安」が結婚式の日によく勧められるように「友引」の挙式も
人気です。
幸せを「友に振る舞う」と捉えられることで、
結婚式にもふさわしい日とされています。
実際に「友引」に式を挙げた方や、参列したたことがある方は
少なくないと思います。
凶となる時間帯にかかる前に開始したり、
「午の刻」が過ぎた午後から行うなど、式場によっては
配慮する場合もあるようです。
入籍
結婚式と同様に「友引」の入籍も縁起が良いとされています。
気持ちの問題ではありますが、婚姻届の提出には11~13時を
意識的に避ける方も多いようです。
納車
慶事にふさわしい日だからこそ、新車で事故なく安全に
運転できるようにという事で「大安」や「友引」を納車日に
選択する方も多いとされ、嬉しい事柄である納車にも適した
日柄であると言えます。
時間にもこだわる場合は、吉の時間帯であっても、
新車のチェックがしっかりできる明るい時間帯がベターで
夜間よりも周囲の見通しが良く、安心感があるかもしれません。
「友引き」にやってはいけない?
ふさわしい日取りであるということはもちろん
避けた方が良いこともあります。
そちらもまとめましたので是非一緒に
確認していきましょう!
お通夜
宗教によりますが、仏教のお通夜は、
生前の故人を偲ぶ場としての意味合いがあり
「友引」という言葉の印象から、抵抗がある方も
いらっしゃるかと思いますが、お別れの儀式ではないため、
「友引」に行われても問題ないとされています。
お葬式
仏教の場合、主に通夜の翌日に行われるのが葬儀・告別式ですが
故人との別れの儀式ののち、火葬するのが一般的とされていますが
友に引っ張られる(死への道連れになってしまう又は
一緒に連れていかれる)という連想ができるため
お葬式を行うのに相応しくない日だと思う方が多いようです。
仏教と「六曜」は関係性はないとされていますが
実際に「友引」を休みにしている火葬場も多く
葬儀の日が「友引」にあたってしまう場合には、
通夜の前に仮通夜を行い、1日後ろに日付をずらすことも
あるそうです。
法事
親族などが故人をご供養する法事も「友引」に行っても
問題ないとされていますが、気にされる人がいる場合や、
慶事などにも選ばれる日柄であるため、
親族の予定が重ならないように、「友引」を避ける時もあるそうです。
以上が「友引」の日におすすめの行動とやってはいけないことでした。
ここまで見てくださりありがとうございます。
次の記事には『先負』について解説していきたいと思います。
是非見て頂けると幸いです。