点検写真①
ハシゴをかけ屋根に登らせていただきました。
まずは、風の被害を一番受けやすい棟から調査していきます。
写真を見てわかるように棟に黒い影が見えてしまっています。

点検写真②
点検写真①の拡大写真になります。
近くで見ると浮いてしまっていることが確認できます。
約２センチ浮いてしまっていることで雨水が侵入してしまっていることが考えられます。

点検写真③
近くに木が多い地域でしたのでどうしても日当たりが悪くなり苔などがはえやすい状態になっていました。

「苔・藻・カビは何故生える?」かと言うとそれなりに適した環境ということができます。
苔・藻・カビの共通しているところは胞子によって増えていきます。
胞子が飛散する季節はそれぞれの種類によっても違いますが、寒い地方でもない限り、基本的には一年中です。

苔・藻・カビの繁殖に適した環境というのはズバリ水分があることです。
日当たりが良い場所ですと、水分が蒸発するので増えにくいと言うことになります。

点検写真④
少し話がそれましたがこのような棟の浮きは強風や台風などの影響ですので
火災保険の申請対象になります。
放置してしまうと強風がまた吹いた際、棟が飛んでしまってお家を傷つけてしまうといった二次災害が考えれます。