現状の屋根
色あせして白っぽくなっているのは、屋根材が劣化してきた証拠です。
このような状況になったら早めのメンテナンスをお勧めします。
表面を手でなでると白い粉がつく現象をチョーキング現象といいます。
毎日紫外線が当たったり、雨、風などが当たったりすることでこの塗膜を保護していた合成樹脂は徐々に分解、劣化していきます。
塗膜表面の防水機能が劣化しはじめた証拠です。
※すぐに雨漏りになるというわけではありません。

既存の屋根全体写真
まずは屋根の汚れを落とす為に高圧洗浄を行い、
乾いたら塗料を塗れます。

下塗り後の写真
既存の屋根の色から濃くなりました。

下塗りの役割
下地との接着効果を高める。
まず下地調整(水洗い等での掃除、ひび割れ・欠損の修正)を行います。
塗装工事において重要な工程になります。

中塗り後の写真
色がつきました。

中塗りの役割
下塗りと上塗りの中間に塗りつける層のことで平滑な下地を作ることや上塗り材の補強です。
仕上げの効果を高めます。
一般的には、中塗りと上塗りは同じ塗料を使用します。

上塗り後の写真
鮮やかな色の屋根になりました。
お客様の要望で、3回塗りしているのが分かりやすくする為に今回は中塗りと上塗りの色を変えてます。


上塗りの役割
仕上げとして塗りムラや厚みをつけ、美観性と耐候性を高めます。
下処理を十分に行ったうえで、上塗りを規定内の希釈率で２回塗りすることにより、
はじめてその塗料の持つ耐久性が確保できます。