カラーベスト屋根からジンカリウムエコグラーニ屋根へ 葺き替え
横浜市旭区 Y様邸
保土ヶ谷支店の福本です!
前回は和瓦からガルバリウム鋼板(横暖ルーフ)への葺き替えをご紹介いたしましたが、今回はカラーベスト屋根からジンカリウム鋼板(エコグラーニ)への葺き替えの状況を
ご紹介します。 ガルバリウム鋼板、ジンカリウム鋼板、あまり聞きなれない言葉とは思いますが、どちらも同じものと考えて下さい。鉄だけですとどうしても錆が発生して錆び止めや塗装を
しなくては持ちませんが、ガルバリウムやジンカリウムは鋼板にアルミニウム55% 亜鉛43.4% のメッキ加工を施した耐久性に優れた鋼板です。
今回はジンカリウムのエコグラーニというタイプの屋根材を使いました。
施工現場
既存のカラーベスト屋根を取外し新しい防水紙アスファルトルーフィングを張っていきます。 いままでの防水紙はカラーベストを止めていた釘穴が無数に開いているので
そこを全て覆うためです。
ルーフィング作業が終わると次はいよいよ新しい屋根材エコグラーニを葺いていきます、カラーはブラックオニキス、エバーグリーン、カフェ、ツィードグレーの4色の中からツィードグレーを
選ばれました。
役物を付けて完成です。
担当社員より一言
今回のお客様は雪止めを付けたくない、との要望でエコグラーニを選ばれました。この屋根材は長期の30年保証がメーカーより付いているところも気に入って戴けたようです。
長期保証はセラミックコートを施しています。セラミックコートとは、古くからある”釉薬”と呼ばれる着色方法です。色を生成する色粒とガラスの素が700℃~1200℃以上の高温酸化焼成という
焼きの工程を施すと 色粒がガラスに封じ込められ これによって長期的に色彩を維持できる着色方法です。陶器瓦や磁器タイル お茶碗や茶器などに使われています。
こちらのお客様のお宅は高台に立地している為に風当りも強く屋根の棟板金もかなり浮きあがっていましたので、カラーベストの重ね隙間からの雨水の浸透も懸念されて」いましたが、
これで安心!と言っておられました。