塗装の下地材について
こんにちは。リフォームメーカーの戸谷田です。
今回は、リフォーム事例の方で塗装工事を紹介させて頂いた際に塗装の下地(下塗り塗料とも呼びます)について軽く説明したので、ここでもっと詳しく説明していきます!
(※相模原市南区古淵R様邸参照ください。)
下地材とは、外壁材や屋根材などの塗装面に一番最初に塗る塗料材です。そのため、下地処理に含めて呼ばれる場合もありますが下地材は、中・上塗りの密着性を良くするために、塗装面を整えるための塗料です。代表的なものにプライマーとシーラー、フィラーがあります。
1.シーラーとプライマーとは?
人によっては薄く塗るのがシーラー、厚く塗るのがプライマーとか、水性はシーラー、溶剤はプライマーと考えている人もいますが、正しい定義はありません。一般的には、プライマーとシーラーは同じだと考えて問題ありませんので。今回は、まとめてシーラーと呼んでいきます。
シーラーの役割は、外壁材や屋根材などの塗装面に一番最初に塗っていくもので、その後に塗る中・上塗りとの塗装面の密着性を高める役割があり、よく下塗りと言われます。実は、上塗り材には密着性はありません。そのため、シーラーが接着剤のような役割をしているんです!
2.フィラーとは?
モルタルの外壁材にヒビがある場合や、下地に凸凹や段差のある場合に平滑にならす為に使われる下塗り塗料です。フィラーは、厚めに塗らなくてはならないため、砂骨(さこつ)ローラーという物を使います!ウールローラーと比べて塗布量が2~3倍になるローラーを使って施工します。フィラーには水性タイプしかありませんので、下地の劣化が激しい場合は、シーラーを吸い込ませてからフィーラーを塗る場合もあります。通常、サイディングにフィラーは使いません!
これから、塗装を検討している方は、しっかり点検をした上で正しい下地材選びをおススメします!
弊社でも点検をいつでもお待ちしていますので、興味がある方はご一報をお待ちしてま~~す!!!