写真ではわかりづらいですが、

雪の重みにより樋が勾配不良を起こしている状態です。

※勾配不良とは、、、
雨樋は雨水をスムーズに排水する為に水平には取り付けられていません。

例えば、写真のように雨樋の左側に集水器があれば左下がりになっています。

雪の重みで樋の勾配が逆になっていたり、

水平になっていると大雨時に雨水がスムーズに流れずに溢れてしまいます。

このように勾配が不良を起こしている状態を勾配不良といいます。

既存の雨樋と受け金具を撤去して、新しい吊り金具を取り付けます。

新しい金具を取り付ける時に金具で勾配をつけて新しい樋を取り付けます。

最後にしっかり施工してあるか確認して終了です。

今回も綺麗に取り付け完了です。

※雨樋とは、、、
樋とは、屋根面を流れる雨水を集め地上あるいは下水に導くための装置、設備。

役割としては、雨水の侵入で建物が腐食することを避けるという役割を担っています。

もし、雨樋がなかったら雨水が屋根の軒先から外壁を伝い外壁内部を腐食させてしまいます。

また、屋根から雨水が直接地面に落ち、地面に溝を作り建物の基礎廻りを不安定にさせ、

ご自宅の老朽化につながります。