雨漏り調査から工事まで(外壁)
保土ヶ谷支店の福本です。
今回は、市内で雨漏りをしているので何とかして欲しいとのお問い合わせがあり、調査から対策、工事までをご紹介いたします!
とてもお洒落なお家ですが10年前位から雨漏りで悩んでいるという事です。 何社か専門家に見てもらい手を加えても一向に止まらず、ご主人様みずからもモルタルを塗ったりもしたそうです。
雨漏りというのは厄介で解りにくく頭を悩ませるものですね。以前も雨漏りの音とか心配していて心が参ってしまい、ノイローゼの一歩手前までいった方もおられました。
今回のご施主宅も状況的にはかなり悪化している現状が2箇所ありました。
まず1箇所目はこのような現状でビックリしましたが放置すればするほど他に影響を及ぼし工期も費用も膨らむ一方なので何とかしなければ、と取り組みました。
こちらのお宅はベランダが3箇所ありすべてのベランダに不具合を発見できました。
確認する為に赤外線カメラで撮影したり、高圧洗浄機で1時間以上ベランダに水を撒いたりしてようやく突き止めました。
リビングルームの天井換気扇を取外し、上にあるベランダの下地を確認したろころ、合板が濡れてビショビショになっていました。
ここはFRP防水の処理をしていましたが施工上の問題で長時間、雨にあたると浸透してしまう状態でした。
始めの写真の方は、ベランダの笠木と手摺りから浸入していました。外壁がジョリパット仕上げですが7年前に塗装した施工が1回塗りだった為と、クラック処理がされていなかった為、クラックからの雨水浸入も確認できましたので、今回は外壁塗装も雨漏り対策として施工させて戴きました。
これは外壁クラックのV字カットの状況です。
小ベランダウレタン防水の工程と大ベランダのノンスリップ塩ビシートで仕上げた状態です。
これで雨漏れに悩まされることなくお過ごしできます。 始めは1摘の雨水の浸入からスタートし、知らず知らずのうちに下地や柱まで腐食させてしまう恐ろしい雨水。早目の発見はもとより、定期的な雨漏り調査も必要ですね、少しでも現状があったら即、対策を打てば費用も抑えられますからね!!