【屋根リフォーム】カバー工法 藤沢市 カラーベストからガルバリウムへ
神奈川県藤沢市K様邸
こんにちは、街のリフォームメーカー の五十嵐です^_^
今回は藤沢市にて行った屋根工事をご紹介させていただきます!
この度はカラーベストにガルバリウムを上から被せるカバー工法で施工しました。
カバー工法は重ね葺きとも言われています。
カバー工法のメリットは葺き替え比べ、費用が安い、騒音やゴミが出にくいことです!
建物の回りに緑が沢山あり、高台に位置していて眺めも最高なところでした^_^
ただカラーベストは年月が経つと表面の防水塗装の効果が薄れていき、雨水を吸収した北側の屋根はコケが繁殖していきます。
こちらのお宅も建物正面には自然豊富な緑が沢山ありました。環境的にコケの繁殖が多いうえに、山から流れ出る山水が絶え間なく流れていました。
その環境の中、住まいの屋根を過酷な自然環境の紫外線や酸性雨から家を守り続けてきたカラーベストにも限界がきていました。
屋根の事はあまり気にされない方が多い中、こちらの施主様は大変興味をお持ちで、気になっていたそうです。
塗装にするか、屋根材を替えるか、悩んだ末、今後のメンテナンス性や環境の事を考慮され、カバー工法での屋根工事を決断されました。
施工現場
棟板金や貫板を撤去して粘着テープのルーフィングを軒先から重ねながら貼り付けていきます。新しい屋根材はニチハ横暖ルーフです。発砲ウレタンフォームが断熱材として付いていて、表面もフッ素加工されているので汚れが付きにくく、付いても落ちやすい表面加工になっています。
防水紙のルーフィングを全ての屋根に貼り付け、本体を葺く準備が整いました。この状態まで施工してあれば、たとえ雨が降っても大丈夫です(カバー工法なので下には元のカラーベストがありますけど)よく耳にするのが「梅雨時だから、工事は出来ないのでしょ。」と言われますが、雨漏れしているお宅もあれば、住まいのプランで6月中に工事をしてほしい。など、梅雨時だから工事をしないという事はありません、空を見ながら、風を感じながら、施工を進めていきます。明日は雨が降ると解っていれば、たとえ瓦を降ろす工事でも下地を貼り、ルーフィングまでは終わらせて雨が降るのを過ごします。6年前の東日本の震災の際も屋根材が入荷できず、しかも雨漏れしているので瓦を降ろし、下地を貼りルーフィング状態で二か月間屋根材を待ちましたが、雨漏れはしませんでした。
軒先より屋根材を葺いていきます。かなり屋根勾配がありました5.5寸です、角度でいうと28°48‘です。一般の方は乗らない方がいい勾配です。
棟板金下地の樹脂製エコランバーを使い、下地を施工します。カラーベストと棟板金の間の内部結露よりガルバリウム鋼板屋根と棟板金の間の方が結露しやすくなります。エコランバーの両サイドにはソフト面戸で外部からの雨水の浸入を阻止するようになっています。
棟板金が付きました。屋根の無効に見える景色がいいですね、見下ろすって気持ちがいいものです。
煙突と採光用のトップライトがふたつありましたのでその周りも慎重に施工しました。雨漏れの原因にかなりの頻度で挙げられています。
これで完成です。通行中の皆さまにご迷惑をかけているにも関わらず、皆さん応援してくださり、感謝しています。ありがとうございました。
担当社員より一言
今回は屋根の工事で足場を組むのなら、一緒に外壁塗装もしてほしいとの施主様のご要望により屋根工事に続きまして外壁塗装工事を施工させて戴きました。外壁塗装の色にはかなり悩まれたようですが、素敵な仕上がりになりました。